股関節がだるいときに考えられる原因は?和らげるセルフケアも

股関節がだるいときに考えられる原因は?和らげるセルフケアも

股関節がだるいと感じる原因や、毎日の生活に取り入れやすいセルフケアをご紹介!歩いているときや立ち上がるときなどに感じる違和感。年齢を重ねるにつれて「疲れがたまっているだけかな?」と気になる人もいるのではないでしょうか。ぜひチェックしてみてください。

股関節がだるいと感じるときに考えられる原因とは

股関節がだるいと感じるときに考えられる原因とは
nonpii / PIXTA

股関節のだるさには、日常の動作や生活習慣が深く関係していることがあります。

ただし、病気が隠れている可能性もゼロではありません。対処の判断をしやすくするためにも、原因をある程度知っておくとよいでしょう。

ここでは、股関節がだるいと感じる主な原因を紹介します。

股関節まわりの筋肉の疲労

歩き過ぎや立ち仕事、慣れない運動など、股関節周辺の筋肉を使い続けると、疲労が蓄積してだるさや重さを感じやすくなります。

筋肉が動き続けることで乳酸などの疲労物質が生じ、これが筋肉内に留まることでだるさの原因になると考えられています。

普段あまり動かないにもかかわらず、急に長距離を歩いたり慣れない運動をした場合、翌日などに股関節まわりが重く感じるケースも少なくありません。

疲労感が強いときは無理をせず、休息をとることが大切です。

長時間同じ姿勢による筋肉のこわばり

デスクワークや車の運転、長時間の座位など、同じ姿勢を続けると、股関節まわりの筋肉が動かない状態が長く続きます。

筋肉は動かすことで血流が保たれていますが、同じ姿勢が続くとその流れが滞り、筋肉がこわばりやすくなることも。こわばった筋肉は柔軟性を失い、少し動かしただけでもだるさや重さ、違和感を感じる原因になる可能性があります。

気付かないうちに長時間同じ姿勢を続けていると、股関節のだるさにつながる可能性があるため、一度自分の生活を見直してみるとよいだろう。

冷えによる血流の低下

体が冷えて血管が収縮し血流が低下すると、股関節まわりの筋肉や関節に必要な酸素や栄養が届きにくくなるため、だるさや重さを感じやすくなると考えられています。

冷房の効いた室内や冬場の寒さ、もともと冷えやすい体質の人は、こうした影響が出やすい傾向があります。

特に下半身は心臓から遠く血液が届きにくく、冷えの影響を受けやすい部位です。

気温の低い季節だけでなく、夏場の冷房によっても同様の状態が起こることもあるため、季節を問わず気を付ける必要があります。

骨盤まわりの筋力低下

骨盤まわりの筋肉は、股関節を安定させるために重要な役割を担っています。

なかでも、お尻の中殿筋(ちゅうでんきん)や大殿筋(だいでんきん)などは、立ったり歩いたりするときに骨盤が傾かないよう支える働きをしている筋肉です。

加齢や活動量の低下によってこれらの筋力が衰えると、股関節への負担が増し、だるさや疲れを感じやすくなる可能性もあります。

活動量が減りやすい中高年は、このような変化が起こりやすいといえるでしょう。

初期の変形性股関節症

股関節のだるさや違和感が続く場合、初期の変形性股関節症が関係している可能性もあります。

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ることで痛みや動きの制限が生じる疾患で、40〜50代以降の女性に多く見られるため、ハルメク世代は特に注意が必要です。

初期の段階では、強い痛みよりも「なんとなく重い」「動き始めに違和感がある」といった軽い症状が起こることがあります。

はじめのうちは日常生活に大きな支障がないことも多く、気付かないまま過ごしているケースも少なくありません。

股関節のだるさを和らげるセルフケア

股関節のだるさを和らげるセルフケア
pearlinheart / PIXTA

股関節のだるさは、筋肉の疲労や血行不良などが原因となることがあります。

一方で、変形性股関節症などの病気が隠れているケースもあるため、だるさが長く続く場合や日常生活に支障が出ている場合は医療機関への相談も検討しましょう。

ここでは、股関節のだるさを和らげるために取り入れたいセルフケアを紹介します。

股関節周辺のストレッチを行う

股関節まわりが硬くなると、日常の動きで余分な負担がかかりやすくなります。

特にじっと座っている時間が長い人や、もともと歩幅が短い人は筋肉が硬くなりがちです。こまめにほぐす習慣が、だるさの軽減につながるでしょう。

以下は、お尻をじっくりほぐす「4の字ストレッチ」のやり方です。

お尻をじっくりほぐす4の字ストレッチ
参照:股関節とお尻をじっくりほぐす!2つのストレッチ
  1. 片足のひざを立てて座り、太ももにもう片方の足をのせる
  2. ゆっくりと上体を倒し、そのまま20秒キープ

上記の動きを、左右交互に2セット行いましょう。

ポイントは、勢いをつけないこと・息を止めないこと・背中は真っ直ぐにすること・のせた足のお尻の筋肉が伸びているのを意識することです。

これは筋肉をゆるめるためのストレッチのため、毎日行っても問題ありません。

股関節に違和感がある人や床への座り姿勢がつらい人は、以下のいすを使った方法も取り入れてみてください。

いすに浅く腰掛けて足を広げ、ひざを左右に押し広げながら上体をゆっくりと倒し20秒キープします。

次に、足をもう片方の太ももにのせて同じように上体を倒し20秒キープ。足を入れ替えてそれぞれ2セット行います。

正しい姿勢を保つ意識を持つ

猫背や反り腰など、崩れた姿勢が続くと骨盤が前傾または後傾し、股関節にかかる力のバランスが偏ります。その結果、特定の筋肉に負担が集中しやすく、だるさや重さを感じやすくなる可能性があります。

日頃から「耳・肩・股関節が一直線になるイメージ」を意識して立ち、座るときも骨盤を立てて深くもたれ過ぎないよう心がけると、股関節への余分な負担を減らすことにつながるでしょう。

立つ・座るどちらの場面でも、背骨が自然なカーブを保てる姿勢を意識することがポイントです。

長時間の座りっぱなしを避ける

長時間座り続けると、股関節まわりの血流が滞りやすくなります。

30分以上座ったままの状態が続く場合、体に影響が出やすいともいわれているため、意識的に立ち上がる時間をつくることが、だるさの軽減につながる可能性があります。

血流の流れを変えるために、立ち上がるついでに室内を少し歩いたり、足首を動かしたりするのもおすすめです。

テレビのCM中や電話中など、タイミングを決めて取り入れると習慣にしやすいでしょう。

冷え対策を心がける

体の冷えは、筋肉がこわばり股関節まわりのだるさにつながる原因の一つとなります。

冷え対策では、体を外側と内側の両面から温めることが重要です。取り入れやすい工夫としては、以下のようなものがあります。

  • 衣類:冷えやすい下半身をカバーするレギンスや腹巻きを活用する
  • 入浴:シャワーだけで済まさず、ぬるめのお湯(38〜40度程度)に浸かる
  • 室温:冷房の効いた部屋では、靴下やひざ掛けで体を冷やし過ぎない工夫をする

冷えのぼせが気になる場合は、長時間の入浴より短めにするなど、自分の体調に合わせて調整してください。

股関節まわりを適度に動かす

体を適度に動かすと、股関節まわりの血流が促され、重さやだるさを感じにくくなる可能性があります。

激しい運動でなくても、ウォーキングや軽い体操など、無理のない動きを日常に取り入れるだけでも十分です。

ウォーキングは、股関節まわりの筋肉を動かしながら全身の血行を促すのに向いています。はじめは10〜15分程度の短い時間から始め、体調に合わせてペースを調整しましょう。

ただし、股関節に痛みや強い違和感がある日は、無理に動かさず休息を優先することが大切です。

体重管理を行う

体重が増えると、歩くだけで股関節にかかる負担が大きくなります。

普通に歩く場合でも股関節には体重の3〜4倍程度の負荷がかかるとされていて、体重が増えるほどその負担も比例して大きくなります。

急激なダイエットや体重の急な変化は体への負担が大きいため、食べ過ぎに気を付けながら適度に体を動かすのが基本です。

頑張ってダイエットをするのではなく、日々の生活の中で無理のない範囲での適正体重の維持を意識することが、股関節の負担を減らすことにつながります。

日常生活で股関節への負担を減らす工夫をする

靴やいすの高さ、立ち上がり方など、日常のちょっとした環境の見直しも股関節への負担を減らすために大切です。

以下は、日常生活で股関節への負担を減らすために特に意識したいポイントです。

  • 靴の選び方:クッション性のある靴を選ぶと、歩行時の衝撃を吸収しやすくなる
  • いすの高さ:座ったとき両足の裏が床につき、ひざが90度になる高さが目安
  • 立ち上がり方:深く座り過ぎず、立つときは重心を前に移してからゆっくり立ち上がる

こうした工夫を積み重ねることが、日々の股関節のだるさを和らげることにつながります。

毎日の暮らしに取り入れたいハルメクのサポートインナー

毎日の暮らしに取り入れたいハルメクのサポートインナー
elise / PIXTA

セルフケアとあわせて、日常的に取り入れやすいサポートアイテムを活用するのも一つの方法です。

骨盤まわりや股関節をサポートする設計のインナーなら、日常生活のなかで無理なく取り入れられるでしょう。

ここでは、ハルメクのサポートインナーを2種類紹介します。

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)

「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」
「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」6880円(税込)

毎日の生活では、立つ・歩く・座るなど、股関節まわりを使う動作が繰り返されます。

そんな日常生活に取り入れやすいのが、「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」です。

「股関節サポート」「骨盤まわり引き締めサポート」「おなかもち上げサポート」「お尻サポート」の4機能が一体となった設計で、骨盤まわりから股関節まわりをサポートします。

4つのサポート機能

また、V字構造の二重パワーネットが下腹をやさしく持ち上げてくれるため、ぽっこりおなかや腰まわりが気になる人にも向いています。

V字サポートで下からもち上げ

ウエストはゴム不使用で幅広仕様、よく伸びる薄手の素材で着脱もスムーズです。

ゴム不使用のウエスト

ムレが気になる人は、同様のサポート機能を備えつつ薄くて軽くて心地よい「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(涼やか綿メッシュ)」を活用してみるのもよいでしょう。

「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(涼やか綿メッシュ)」

通気性に配慮した夏向けのタイプです。

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)

「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」
「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」7680円(税込)

股関節に加えて、ひざや腰まわりなど下半身全体の安定感が気になる人には、「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」が向いています。

骨盤・ヒップ・股関節・太もも・ひざ・ふくらはぎの下半身6か所を1枚でサポート。筋肉の流れに沿って下半身全体をバランスよく包み込みます。

6か所のサポート機能

薄手のメッシュ生地は通気性があり、伸びがよいのが特徴です。締め付け感も少なく、縫い代が平らでパンツの下でも響きにくい仕様となっています。

伸縮性のあるメッシュ生地

ジメジメする季節には、夏バージョンの「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ 7分丈(涼やかメッシュ)」で快適に。

薄く涼しいやわらかメッシュ生地

夏場もサラッと涼しい着用感を求める人は、こちらも選択肢に入れてみてください。

股関節のだるさと上手に付き合うために

股関節のだるさは、加齢だけでなく、毎日の過ごし方や体の使い方など、さまざまなことが重なって起こる場合があります。

ただし、症状が続く場合は初期の変形性股関節症が関係していることもあるため、医療機関への相談も視野に入れましょう。

日常生活の中では、ストレッチや姿勢の見直し、冷え対策、適度な運動などを無理のない範囲で続けることが大切です。

さらに、靴やいすなど身の回りの環境の見直しも、股関節への負担軽減につながります。

できることから少しずつ取り入れながら、自分に合った方法で股関節のケアを続けていきましょう。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

※記事内の価格は2026年6月17日時点のもので、すべて税込です。

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