お話を伺った、美容家の吉川千明さん

1959年生まれ。美容家/ライフスタイルデザイナー/
尿漏れは「命と直結している」筋肉の衰え。放置しないで
皆さん、こんにちは。吉川千明です。 今日は、少し話しにくいけれど、私たち世代にとって避けては通れない「尿漏れ」と「骨盤底筋」について、私の本音をお話しさせてください。
45歳ごろ、私は尿漏れに本当に悩まされました。帰宅中、玄関のドアを開けるまで間に合わないのです。映画も1本観られない。
お寿司屋さんの黒いうるしのいい椅子にね、自分が立ち上がったあとに濡れていないか、確認するんですよ。本当に外に出るのがイヤになりました。
受診して、

そんな私自身の体験をきっかけに更年期カウンセラーとなりました。そこで驚くのが、70代でも「まだ大丈夫」と、骨盤底筋を放っておいている人が多いということです。
正直に言いますね。尿漏れがあるということは、単に「下着が濡れて困る」というだけの話ではないんです。それは、体全体を下から支える骨盤底筋という筋肉が落ちてきているというサイン。
私は、「骨盤底筋は命と直結している」と思ってほしいんです。 骨盤底筋が落ちてくるということは、下から内臓を支えられなくなっているということ。
皆さん、「足腰の筋肉を鍛えなきゃ」と思って、歩いたりすると思います。でも骨盤底筋は体の内側にあって見えにくく、気づかないだけで、足腰と同じように弱っていると思った方がいい。むしろ、先に弱り始めているくらいに思った方がいい。
そのまま放置すると、尿漏れが深刻化し外に出る機会が減ってしまうほか、便漏れにも。すると歩く機会が減り、やがて歩くことさえ億劫に。さらに全身の筋肉も落ちていき、やがて寝たきり、そして認知機能の低下へ……
そんな「負の連鎖」の入り口に、骨盤底筋はあるんです。
誰にでもある悩み。恥ずかしがらないで

よく「私は全然平気よ」とおっしゃる方もいます。でも、それはとてもラッキーな一部の方。多くの女性は、予兆があったり、「恥ずかしい」と口に出さないだけで悩んでいるのです。
皆さんも、新幹線で昔は窓側に座っていたけれど、トイレが心配だから通路側を選ぶようになっていませんか?
映画も3時間近くあるものは避けてしまったり。
自分では気づかないけれど、ニオイがもれて、実はまわりの人が不快になっていたり……。
「まだ平気」と思っていても、いつ困った事態になるか、わかりません。
だから、「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせないでください。尿漏れは、決して恥ずかしいことではなく、女性なら誰もが直面する「体の変化」なのですから。
ではどうすればいいの?と思われますよね。
昔は和式トイレが主流だったから、しゃがむときに骨盤底筋とつながる内転筋が鍛えられた。着物でショーツをはかないこともあったから、自然と”キュッ”と骨盤底筋を引き締め、鍛えていたのです。
骨盤底筋運動は、とても地道な運動。その分時間も要するから、今すぐに始めてほしいのです。
サポートショーツを賢く頼って。気軽に骨盤底筋をケアしましょう!

私がおすすめしたいのは、「骨盤底筋をケアできるショーツ」を賢く使って、どんどん外に出ることです。「ツールがあるなら使う!」に限ります。
骨盤底筋ケアの第一歩は、まず位置を知ること。
私が泌尿器科医を受診したころは、クリニックで指を腟に入れて力を入れられるか確認しました。でもそれを自分で行うのは大変ですよね。
このショーツなら、股部分が日常的に骨盤底筋の位置を教えてくれ、「骨盤底筋体操(ケーゲル運動)」もしやすくなります。
放っておいて尿漏れになり、「漏れるのが怖いから」とお家に引きこもってしまうのが一番危険! 人は外に出なくなると、自信を失い、気力まで衰えてしまいます。
骨盤底筋をケアして「安心」を手に入れれば、バス旅行だって、長時間の映画だって、飛行機の窓際席だって、もう怖くありません。
一生自分の足で歩いて、人生を楽しみましょう
私は高齢の方々に「もっと覇気を持って!」と心の中でエールを送ることがあります。
「もう年だから」「誰にも会わないから」と、洗濯の回数を減らしたり、身なりを構わなくなったりするのは、老化を加速させる大きな一因です。自分では気づかなくても、ニオイが漏れていることもあるんです。
ハルメク世代の皆さんは、もう十分頑張ってこられたはず。 自分を快適にするための物(ショーツ)を手に入れて、常に清潔な状態で、新しい服を着て、おいしいものを食べに、あるいは見たことのない景色を見に旅行へ出かけてください。
そのために、今できる準備を始めませんか? ショーツを味方につけて、もっと自由に、もっと欲張りに人生を楽しんでほしい。それが私の心からの願いです。
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取材・文=小西由希、水野 愛(ハルメク 健康と暮らし編集部) 写真=回里純子、中村彰男 ヘアメイク=鈴木翠 イラスト=秋葉あきこ