股関節のゴリゴリ音は大丈夫?原因&危険なサインの見分け方

股関節のゴリゴリ音は大丈夫?原因&危険なサインの見分け方

股関節を動かすたびに「ゴリゴリ」と音がすると、不安になりますよね。年齢とともに増える違和感ですが、必ずしも深刻な病気とは限りません。ただし、注意が必要なサインが隠れている場合もあるため、考えられる原因や見分け方をチェックしておきましょう。

股関節がゴリゴリする原因とは?

股関節がゴリゴリする原因とは?
sakura / PIXTA

股関節を動かすたびに「ゴリゴリ」という音や違和感を感じることはありませんか?

こうした現象は、筋肉や腱が骨に擦れる音、関節内の気泡の発生、関節の変化など複数の要因で起きるといわれています。

違和感の有無や頻度によって原因が異なるため、まずは代表的な原因を知っておきましょう。

ここでは、股関節がゴリゴリする原因を紹介します。

股関節まわりの腱や筋肉が引っかかっている

股関節を動かしたときにゴリゴリと鳴る場合、腱や筋肉が骨の出っ張りを乗り越える際に引っかかっている可能性があります。

これは「弾発股(だんぱつこ)」と呼ばれる現象で、腸腰筋(ちょうようきん)や大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)などと関係があるとされています。

弾発股が起こるのは、筋力低下や柔軟性の不足、同じ動作の繰り返しによって滑走が悪くなるためで、違和感が続く場合は注意が必要です。

他にも、長時間の立ち仕事や運動の繰り返しなどの酷使、骨盤の傾きや姿勢の崩れによって腱の通り道が変わることで、引っ掛かりが起こりやすくなる場合もあります。

関節内の気泡が弾けている

股関節を動かしたときに「ゴリッ」「ポキッ」と鳴る音は、関節内に生じた気泡がはじけることで起こる場合があります。

これは「キャビテーション現象」と呼ばれ、関節液(かんせつえき)内の圧力変化によって発生するものです。

違和感や引っかかり感を伴わない一時的な音であれば、生理的な現象だと考えられます。

ただし、頻繁に繰り返す場合や違和感が続くときは、他の要因が隠れている可能性もあるため注意しましょう。

滑液包炎などの炎症が起きている

股関節の外側や付け根に違和感を伴うゴリゴリ感がある場合、滑液包炎(かつえきほうえん)などの炎症が関係している可能性があります。

滑液包とは、骨と筋肉や腱の摩擦をやわらげるクッションのような組織で、繰り返しの動作や圧迫によって炎症が起こることがあります。

特に長時間の立ち仕事や片脚重心の姿勢が続くと、負担が蓄積しやくなるでしょう。

安静にしても違和感が続く場合や、押すと違和感が強まる場合は、早めに医療機関へ相談してください。

変形性股関節症などで関節に変化が起きている

股関節のゴリゴリ音が慢性的に続き、可動域の制限を伴う場合は、関節そのものに変化が起きている可能性も考えられます。

代表的なのが「変形性股関節症」です。

加齢や長年の負担により軟骨がすり減ると、骨同士の動きがなめらかでなくなり、違和感やこわばりを感じることがあります。

特に50代以降の女性では、女性ホルモンの変化が関節の状態に影響し、変形が進みやすくなることもあるため、丁寧に観察することが大切です。

注意したい「股関節のゴリゴリ」のサインとは?

注意したい「股関節のゴリゴリ」のサインとは?
freeangle / PIXTA

股関節のゴリゴリ音は、さまざまな原因で起こります。すべてが異常とは限らず、体の動きの中でよく生じる現象であるケースも少なくありません。

一方で、音の出方や体の変化によっては注意しておきたい場合もあります。ここでは、問題ないケースと注意したいポイントについて紹介します。

問題ないことも多い「股関節のゴリゴリ」

股関節のゴリゴリ音の中には、体の動きに伴って自然に起こるものもあります。

例えば、動き始めにだけ一時的に鳴る場合や、軽く体を動かすと気にならなくなるケースは、筋肉や腱の動きによる一時的な現象であることが多いでしょう。

また、日常生活に支障がなく、歩く・座るといった動作に影響が出ていない場合や、左右で大きな差がない場合も、過度に心配する必要はありません。

こうしたケースでは、体を温めたり軽いストレッチを取り入れたりすることで、違和感が落ち着くこともあります。

ゴリゴリ音が増えてきている

以前よりも音が鳴る回数が増えてきたと感じる場合は、その変化に目を向けてみましょう。

一時的なものではなく、動かすたびに繰り返し気になるようになった場合は、関節や周囲の状態に変化が起きている可能性があります。

特に、日を追うごとに気になる頻度が増えている場合は、経過を意識して観察することが大切です。

動かしにくさを感じるようになった

股関節のゴリゴリ音と同時に「脚が開きにくい」「しゃがみにくい」といった感覚が気になる場合は、関節の動きに変化が出てきている可能性があります。

もともと音だけだったものが、動かしにくさとして感じられるようになった場合は、関節の動きがスムーズでなくなっているサインとも考えられます。

以前は問題なくできていた動きに違和感を覚えるようになったときは、ゴリゴリ音の変化とあわせて状態を見直してみましょう。

左右で動きに差がある

股関節の動かしやすさに左右差がある場合も、注意しましょう。

片側だけゴリゴリ音が目立つ、あるいは動きにくさを感じる場合は、体の使い方や負担のかかり方に偏りが生じている可能性があります。

左右を比べながら、自分の状態を把握することが大切です。

日常の動きに変化が出ている

股関節のゴリゴリ音とともに、歩きにくさを感じたり、階段の昇り降りが以前よりスムーズでなくなったりする場合は、体の動き全体に変化が出ている可能性があります。

股関節は動作の中心となる関節のため、その動きに違和感があると、日常の動きにも影響が出やすくなります。

こうした変化は見逃しやすいため、ゴリゴリ音の変化とあわせて意識してみましょう。

股関節のゴリゴリ感を和らげるためにできること

股関節のゴリゴリ感を和らげるためにできること
EKAKI / PIXTA

股関節のゴリゴリ感が気になるときは、日常の動きや体の使い方を見直すことから始めてみましょう。

関節への負担を減らし、周囲の筋肉をやわらかく保つことで、違和感が軽くなることもあります。

ここでは、股関節のゴリゴリを和らげるためにできることを3つ紹介します。

股関節まわりの柔軟性を保つ

股関節まわりの柔軟性を保つことは、関節がスムーズに動く範囲を維持しやすくするための基本です。

股関節が硬くなると、周囲の筋肉や靭帯がこわばりやすくなり、可動域が狭くなることがあります。

ゆっくりと筋肉を伸ばす静的ストレッチは、筋や腱の柔軟性を高め、関節の動きをなめらかに保つ方法の一つです。

無理のない範囲で呼吸を止めずに行うことがポイントになります。

骨盤の傾きを整える意識を持つ

骨盤が前後に傾いた状態が続くと、股関節にかかる力の向きが偏り、動きにくさや違和感につながることがあります。

特に骨盤が後ろに傾くと股関節が十分に伸びにくくなり、周囲の筋肉に負担が集中しやすくなります。

椅子に座るときに骨盤を立てる、長時間同じ姿勢を避けるといった基本的な姿勢の見直しは、関節への負担を分散させるためのポイントです。

日常の姿勢を整えることは、股関節の動きを保つ土台づくりといえます。

日常動作の負担を減らす工夫をする

股関節への負担は、日々の立ち上がりや歩行、長時間の同じ姿勢の積み重ねによって増えることがあります。

椅子から立ち上がるときは上体をやや前に倒して体重を分散させる、片脚に体重をかけ続けない、長時間座る場合は途中で姿勢を変えるなどの工夫は、関節への一点集中の負荷を避けることにつながります。

また、歩幅を急に広げ過ぎないことや、違和感が生じる動作を無理に繰り返さないことも、関節を守る基本です。

日常動作の小さな見直しが、股関節の負担蓄積を防ぐ一歩になります。

日常の動きをやさしく支えるハルメクのサポートインナー

日常の動きをやさしく支えるハルメクのサポートインナー
8×10 / PIXTA

股関節への負担を減らすには、姿勢や動き方を整えることに加えて、日常の動作を安定させる工夫も役立ちます。

特に立つ・歩くといった基本動作をやさしくサポートするアイテムは、無理のない体の使い方を意識するきっかけにもなるでしょう。

ここでは、股関節まわりへの意識を高めるハルメクのおすすめサポートインナーを紹介します。

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)
「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」6880円(税込)

股関節のゴリゴリ感が気になるときは、股関節そのものだけでなく、連動して動く骨盤の傾きにも目を向けることが大切です。

骨盤が後ろに傾いた状態が続くと、股関節にかかる力の向きが偏りやすくなります。

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」は、サイドから後ろまで包み込む「骨盤まわり引き締めサポート」に加え、骨盤につながる付け根部分を引き締める「股関節サポート」を備えた設計です。

4つのサポート機能

さらに、V字構造の二重パワーネットによる「おなかもち上げサポート」と「お尻サポート」を組み合わせ、下半身全体をバランスよく支えやすい構造になっています。

骨盤まわりを立たせるようにサポートするのと同時に、ぽっこりおなか対策やヒップアップにもつながります。

家でも外でも、ラク〜にはける

薄くなめらかでよく伸びる素材を使用し、締めつけ過ぎない着用感にも配慮。無理に固定するのではなく、日常の動きを整えやすくする発想の一枚です。

ストレスフリーのはき心地!

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)
「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」7680円(税込)

股関節のゴリゴリ感に加え、歩くときの不安定さが気になる場合は、付け根まわりを広く支えるサポートインナーも選択肢の一つになります。

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」は、骨盤サポート・ヒップサポート・股関節サポート・太ももサポート・ひざサポート・ふくらはぎサポートの6か所を一枚で支える構造が特徴です。

6つのサポート機能

中でも股関節サポートは、動きの多い付け根部分をやさしく包み込み、歩行時のブレを抑えやすい設計になっています。

骨・筋肉を正しく支えて下半身が安定!

ヒップサポートや骨盤サポートと組み合わさることで、下半身全体をバランスよく支えやすい点も魅力。

薄手のメッシュ素材で通気性に配慮しながら、筋肉の流れに沿って支える構造のため、動作を妨げにくい設計です。

素手のメッシュ生地でかさばらず、汗サラッ!

日常の歩行や立ち座りの中で、股関節まわりを自然に支えるスパッツだといえるでしょう。

股関節のゴリゴリは体からのサインかも

股関節のゴリゴリという音は、必ずしも異常とは限らず、腱や筋肉の動きによるものや、関節内の気泡が弾ける生理的な音であることもあります。

一方で、違和感や可動域の低下などを伴う場合は、注意が必要です。

大切なのは、音だけにとらわれず、体の変化を総合的に見ていくことです。日頃から股関節まわりの柔軟性や筋力を保ち、姿勢や動作のクセを見直すことが、負担の軽減につながります。

違和感が続くときは無理をせず、必要に応じて医療機関で相談することも大切です。股関節と上手につき合いながら、安心して日常を過ごしていきましょう。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

※記事内の価格は2026年3月24日時点のもので、すべて税込です。

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