熊本から、年末に「間違いなくおいしい」みかんを

今年7月、熊本を大きな地震が襲いました。熊本・河内町でみかんを育てるウシジマ青果の自社農場に大きな被害はなかったものの、ともにみかんを育てる生産者グループ「味もっこすの会」には、断水や家の傾き、畑の石垣の崩落といった被害を受けた農家もいます。
「自粛ムードで立ち止まるより、動けるところはしっかり動いていきたい」。そう話すのは、ウシジマ青果の牛島さんです。
ハルメク通販で今回、ウシジマ青果に急遽お願いして、年末年始に間違いなくおいしいみかんをお届けできるよう準備していただいたのが、こだわりの「だるまみかん」です。おいしさの秘密を、牛島さんに伺いました。
「だるまみかん」は、“見た目より、おいしさ”から生まれた

「ウシジマ青果は会社として創業31年、農家としては4代続くみかん農家です。かつてみかんは、大きさと見た目で評価されていました。
私は『食べるなら、より甘くおいしいものを』と考え、栽培方法を研究。農薬の散布回数を減らし、木の成長を妨げないように育てる方法にたどり着きました。
地域で栽培方法をそろえて規格を統一するのではなく、『品種や土地ごとに、おいしさは違う』という考えで育ててきたみかん。それを形にしたブランドが『だるまみかん』です。
名前の由来は、木のいちばん外側に垂れ下がるように実るみかん。風が当たりやすく傷がつきやすい場所ですが、日当たりがよく、とても糖度が高くなります。そのころんとした姿に縁起のよさを重ね、『だるま』と名付けました」
甘さの秘密は「木を甘やかさない」育て方

みかんの木は、夏から秋口にかけて枝葉を伸ばして大きくなろうとします。夏至を過ぎて日が短くなると、今度は実に栄養をため込む時期へと切り替わります。この切り替えをいかに上手に促すかが、甘さを左右するのだそうです。
「肥料をやりすぎたり、水を与えすぎたりすると、木が元気になりすぎて、栄養が実ではなく芽のほうへ行ってしまうんです」と牛島さん。
そこでウシジマ青果では、有機肥料を使い、量とタイミングを見極めて与えすぎないようにしています。水も適度に切り、木に程よいストレスをかけることで、実に栄養が集まるようにしています。
摘果や剪定も、木の様子を見ながら必要なことだけを行います。資材をたくさん投入して収量を安定させるのではなく、木本来の力を最大限に生かす。それがウシジマ青果のこだわりです。
ちなみに、おいしいみかんを見極めるコツは「ヘタが小さいもの」。ヘタが小さいほど実に入る水分が少なく、甘さが薄まらないのだそうです。
「3つの太陽」と岩の大地が育てる河内町のみかん

ウシジマ青果がある熊本市の河内町は、かつて日本一に輝いたこともあるみかんの産地。有明海に面した段々畑には、昔から「3つの太陽」があるといわれてきました。
ひとつは空から降り注ぐ太陽の光。ふたつめは、有明海の水面に反射する光。山の上から海を見ると、目が痛くなるほどキラキラとまぶしいそうです。そして3つめは、段々畑を支える石垣に反射する光。葉の裏側にまで光が届き、光合成がしっかり行われることで、実に栄養が蓄えられます。
もうひとつの強みが、岩だらけの土壌です。雨が降ると滝のように水が流れ落ちるほど水はけがよく、根が地中深くに伸びようとしても岩に当たって止まり、細い根が横に広がります。そのため、雨が降っても水を吸いすぎず、味が水っぽくなりにくいのです。
「地盤がとても硬いので、今回の地震でも選果場に積んでいたコンテナがひとつも落ちなかったんです」と牛島さん。温暖な海辺の気候、豊かな日差し、水はけのよい岩の大地。おいしいみかんが育つ条件が、自然にそろった土地なのです。
年末に味わうなら、甘さがのった「中生みかん」

「だるまみかん」は品種名ではなくブランド名です。ウシジマ青果では土地の気候に合わせて約40品種を育て、時期ごとに旬の品種をリレーしながらお届けしています。
温州みかんは収穫時期によって、極早生・早生・中生(なかて)・晩生(おくて)に分かれます。一般に、収穫が遅い品種ほど育つ期間が長いぶん甘みが増し、寒さで皮はやや厚くなりますが、そのぶん日持ちがよくなるのが特長です。
そこで今回は、年末年始にかけておいしく召し上がっていただけるよう、中生品種を中心にご用意いただく予定です。ほかの産地からはまだ早生みかんがメインの時期に、熊本からしっかり甘い中生みかんをお届けします。
「甘さでは負けないみかんになっていると思います」と牛島さん。房の薄皮は1〜2月に出回る晩生みかんほど厚くなく、口に残りにくいので、そのまま食べられます。種も基本的にありません。
今年は記録的な暑さで雨が少なく、取材時点で例年より甘さが期待できる生育だったそう。生産者は水やりなどで木を守りながら、収穫の時を待っています。
栽培は減農薬で、化学肥料とホルモン剤は使っていません。減農薬栽培のため、表皮に小さな傷が見られることがありますが、味には問題ありません。できるだけきれいなものを選んでお届けします。
仲間とともに、熊本から元気を届けたい

「だるまみかん」を支えるのは、ウシジマ青果を中心とした生産者グループ「味もっこすの会」です。みかん農家は12名、シーズンを通して約600トンを扱います。
今回の地震では、断層が通る畑で石垣が崩れたメンバーもいました。摘果作業中だったある会員は木につかまって揺れに耐え、石垣の側にいなかったため無事だったそうです。
「この地震で、地域で協力しようという気持ちは以前にも増して強くなりました。自粛するより、皆さんにもっと元気を届けたい」と牛島さん。生産者の思いが詰まった「だるまみかん」を、年末の団らんのお供にぜひお楽しみください。
熊本「だるまみかん」は、12月4日(金)19時締め切り。おせちと一緒で10%OFF!

「だるまみかん」は単品でもお申し込みいただけますが、おせちと一緒にご注文いただくと10%OFFで420円おトクに。
年末年始は、間違いなくおいしい熊本のみかんを、ご家族みんなで楽しみませんか。
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サイズも程よく、冷凍庫や冷蔵庫のスペースが大きく占領されることもありません。
年末年始はずっと台所に立ちっぱなし……という忙しい方にこそ、このおせちで今年の年末年始は肩の荷を下ろして、ゆっくり過ごしていただきたい。
そんな思いでお届けします。