左股関節が急に痛むのはなぜ?原因の解説と、快適な毎日を応援するサポートグッズ

左股関節が急に痛むのはなぜ?原因の解説と、快適な毎日を応援するサポートグッズ

股関節が左だけ痛い、急に痛むようになると不安になります。特に更年期のハルメク世代では、生活動作の負担の積み重ねや筋力・柔軟性の低下・女性ホルモンの変化が重なりやすく、違和感が出やすいものです。この記事では、原因やセルフケアの方法だけでなく、スムーズな動きを助けるインナーも紹介します。

股関節が左だけ痛い!急に痛むときに考えられる原因は?

股関節が左だけ痛い!急に痛むときに考えられる原因は?
Peak River / PIXTA

股関節の左だけが痛むときは、日常の負担が積み重なっている場合があります。

痛みが長期間にわたって続く場合などは、何らかの病気が関わっている可能性も否定できません。

50歳前後の女性の場合は、更年期の変化が影響していることもあるため、対処の仕方を決めるためにも、まずは考えられる原因について知っておきましょう。

日常生活での動きの積み重ね

左側の股関節だけ痛む原因の一つに、日常動作で同じ部位に負担が偏り続けることがあります。

例えば、長時間の立ち仕事や家事、階段の上り下り、旅行などで歩行量が増えた状態が続くと、関節を守る軟骨(クッション)が少しずつ傷み、「変形性股関節症」の痛みとして表に出る場合があります。

さらに、左脚に体重をかける立ち方や左に荷物を持つ癖などで、荷重(体重のかかり方)が左に偏ると、違和感が続きやすくなることも。

右利きの場合は利き足も右になる場合が多く、体重を支える軸足は左になることが多いことや、利き腕を開けておくために荷物を左に持ちがちなことなどが、原因として考えられます。

体の中では軟骨が薄くなって関節のすき間が狭くなり、骨への負担が増えることで、痛みや動かしにくさが出やすくなる可能性があります。

初期は立ち上がり・歩き始めに脚の付け根(鼠径部)が痛むケースが多いものの、痛みが強まる動作を早めに把握して負担を調整する視点もことも大切です。

痛みを避けて動かないでいると筋力が落ち、負担が増える悪循環にもつながってしまいます。

急な激しい運動

左の股関節に負担がかかりやすい人が、運動習慣の少ない状態で急に長距離を歩く・走る、登山やダンスを始めるなど、運動量や強度が一気に増えると、股関節まわりの筋肉や腱、滑液包(摩擦を減らす袋状の組織)に炎症が起こり、左側の痛みとして出ることがあります。

例えば「普段は買い物程度なのに旅行で連日1万歩」「久々にジョギングを再開して坂道を走った」などがきっかけになりやすいでしょう。

これは「オーバーユース(使い過ぎ)」の一種とされ、休養不足、靴の合わなさ、フォームの崩れが重なると起こりやすい傾向があります。

もともと軟骨が弱っている場合は、痛みが強く出ることもあります。痛みが出たら無理をせず、休息を優先しましょう。

普段し慣れない動き

深く曲げる・ひねる・大きく開くなど、普段し慣れない動きによって、左の股関節に負担がかかっている場合、左だけに急な痛みが出ることがあります。

例えば、低い椅子や布団からの立ち上がり、車の乗り降りで足を大きく回す動作、重い物を持って体をひねる場面などで無意識に左脚を軸にしたり、左側で踏ん張ったりすると、左の股関節に負担が集中することも。

股関節を曲げて内側にひねる動作では、骨の形の影響で関節内が衝突する「大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)」が起こり、関節唇(関節の縁にある軟骨)が挟まれて傷つき、脚の付け根の痛みや引っかかり感として現れることもあります。

もともと左の股関節の可動域が狭い、あるいは骨の形に特徴がある場合には、同じ動きをしても左側だけに症状が出やすいことも少なくありません。

また、踏ん張った拍子に靱帯や筋肉などの軟部組織を痛めるケースも考えられます。

痛みが出る角度を避け、動作を小さくする工夫を取り入れてみましょう。同じ動きで痛みが繰り返すときは無理に続けず、まずは休養を検討することが大切です。

加齢による筋力低下・柔軟性低下

年齢を重ねて筋力や柔軟性が低下すると、股関節を安定させる働きが弱まり、左の股関節に負担がかかりやすい人では、左だけに痛みが出ることがあります。

筋肉には衝撃を分散する役割があるため、左側の支えが不足すると、歩行や立ち上がりといった日常動作の中で、左の股関節に負担が集中しやすくなります。

さらに、可動域(関節が動く範囲)が狭くなると、靴下を履く、爪を切るといった動作がしにくくなり、車の乗り降りや階段でも左側の動きがぎこちなく感じられることも。

こうした動きにくさは、機能障害として現れる場合もあります。

活動量が落ちると筋力低下が進みやすく、移動機能が低下した状態(ロコモティブシンドローム=運動器症候群)につながる可能性も指摘されています。

左右で痛みや動きやすさに差を感じるときは、左脚に体重をかける癖や歩き方の偏りがないかを見直してみるのも一つの方法です。

入浴後など体が温まった時間に、痛みが強まらない範囲で軽い体操を続ける工夫は、左の股関節への負担を減らすのに役立つ場合があります。

痛みが強い日は無理をせず、できる範囲で調整しましょう。

女性ホルモンの影響

更年期前後は女性ホルモン(エストロゲン)が低下し、関節や軟骨の修復に関わる働きが弱まるとされています。

その影響で炎症が起こりやすく、左の股関節に負担がかかっている人では、違和感や痛みが出ることがあります。

特に閉経期は、同じ動作でも回復に時間がかかりやすく、これまで問題なかった負担が症状として表れやすい時期です。

左右で使い方や負担のかかり方に差がある場合、回復が追いつきにくい側だけに痛みが現れることも少なくありません。

また、エストロゲンの低下は筋肉や靭帯の柔軟性にも影響し、関節の安定性が下がる原因になると考えられます。安定性が低下すると、支えが弱い左側の股関節にストレスが集中しやすくなることがあります。

さらに気分の揺らぎや睡眠の質低下が重なると、痛みを強く感じやすくなることもあるでしょう。

閉経前後は体調の波が出やすい時期のため、左の股関節に違和感がある場合は、無理な運動や冷えを避け、日常動作を整える意識を持つことが大切です。

股関節の左だけに痛みを感じるときの対処法

股関節の左だけに痛みを感じるときの対処法
Luce / PIXTA

股関節の痛みは、無理に動かし続けるよりも、原因を確かめたうえで負担を減らすことが大切です。

まずは医療機関を受診して状態を確認し、痛みが強まらない範囲でストレッチや生活リズムの見直しを行い、冷えや疲労をためないことも意識しましょう。

特に夜間痛や持続痛があるときは、早めの対応が望まれます。必要に応じて、スムーズな動きをサポートするアイテムを活用するのもおすすめです。

ここでは、股関節の左だけに痛みを感じるときの対処法を紹介します。

医療機関を受診する

まずは痛みを悪化させないよう、無理な運動や長距離歩行を控えて安静にします。そのうえで、以下のようなときは、整形外科などの医療機関を受診しましょう。

  • 安静にしても数日以上痛みが引かない
  • 歩くのが困難
  • 股関節周囲の腫れ・熱感や発熱がある
  • 動かすたびに強い痛みが走る

変形性股関節症では、進行に伴って持続痛や夜間痛がみられることがあり、特発性大腿骨頭壊死症では、比較的急に痛みが始まることもあります。

また、感染が疑われる化膿性関節炎は強い痛み、腫れ、発熱が特徴とされ、早期に治療を受けることが大切です。

医療機関では、症状の経過や可動域を確認し、レントゲンで関節の状態をみたうえで、必要に応じてMRIなど追加検査が行われます。

受診時は、痛みが出た動作や発熱の有無、普段から飲んでいる薬や痛み止め、湿布などの使用状況をメモしておくと伝えやすいでしょう。

ストレッチを習慣化する

左股関節の痛みが軽いときは、硬くなりやすい股関節まわりの筋肉を「痛くない範囲」でゆっくり伸ばす習慣が役立つことがあります。

伸ばしたいのは、お尻(殿部)や太ももの前(腸腰筋まわり)、内ももなどで、左右差がある側ほど力任せに引っ張らないことがポイントです。

ストレッチは痛みが出るほど強く行うと逆効果になる可能性があるため、気持ちよい程度にとどめましょう。

例えば、腸腰筋のストレッチには、以下の「ハリ胸ランジ」がおすすめです。

ハリ胸ランジ
参照:正しい姿勢&筋トレで腰痛を予防!ハリ胸ランジエクササイズ
  1. どちらか片側の足を大きく前へ踏み出し、腰に両手を当てて胸を張る。つま先はまっすぐ前を向けるのがポイント。
  2. ゆっくり腰を落としていき、腰は剃らずに下まで下がったらそのまま8秒キープ。前足のひざはつま先よりも前に出ないよう心がける。後ろ足の股関節の前側(腸腰筋)がストレッチされているのを感じて。
  3. ゆっくり元の体勢に戻り、足を入れ替えて同じ動作を繰り返す。戻るときは前足のつま先で蹴らず、一歩で戻ることが大切。
  4. 左右合わせて10回を目安に行う。

更年期世代は柔軟性が落ちやすいため、入浴後など体が温まった時間に短時間から始めます。

ただし、病気が隠れている可能性がある場合や動かすほど痛む場合は、自己流で続けるのは避け、まず医師の診察で原因を確認し、指示された範囲で行いましょう。

生活リズムの見直し・ストレスケアをする

痛みがあるときは、睡眠不足やストレスで心身の調子が乱れるとつらさが増しやすいため、生活リズムを整えることも欠かせません。

就寝・起床時刻を大きくズラさず、昼間は軽い活動と休養をバランスよく取り入れます。予定を詰め込み過ぎず、休む時間も確保しましょう。

就寝前はスマホや強い光をできるだけ避け、寝室の環境や寝具を見直すと休みやすくなります。

冷えは体温調節に関わる自律神経の働きが乱れる原因になるとされるため、湯船につかる、羽織り物で温度差を減らすなどで体を冷やさない工夫をするのがおすすめです。

呼吸法などのリラクゼーションも、緊張をゆるめる手段として取り入れやすいでしょう。深呼吸からでもOKです。

股関節をサポートするアイテムを活用する

股関節の動きをスムーズにするために、サポートアイテムの力を借りるのも一つの方法です。

外出時は杖や手すりを活用し、歩幅を小さめにして転倒を防ぎましょう。家では滑り止めマット、段差解消、座面を少し高くするクッションなどで立ち座りを安定させると安心です。

歩行補助杖や手すりなどは公的制度の対象になる場合があり、福祉用具の専門職に相談して選べる仕組みもあります。

また、骨盤から股関節まわりをやさしく支える衣類タイプのサポートアイテム(サポートインナー)なら、家事や外出など「負担が増える場面」で取り入れやすいでしょう。

ただし、締め付けが強い製品は不快感や皮膚トラブルにつながることもあるため、表示や取扱説明を確認し、長時間の着用は様子を見ながら調整してください。

股関節の動きを助けるサポートインナーもおすすめ

股関節の動きを助けるサポートインナーもおすすめ
Luce / PIXTA

股関節まわりが不安定に感じる日は、骨盤や下半身をやさしく支えるインナーが頼りになります。着用シーンに合わせて選べば、無理なく続けやすいでしょう。

ここでは、ハルメク通販で人気の、股関節の動きを助けるアイテムを2種類紹介します。

「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」

「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」
「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」6880円(税込)

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」は、骨盤と連動する股関節まわりを支える「股関節サポート」を中心に、下半身を「面で支える」発想のガードルです。

4つのサポート機能

サイドから後ろまでぐるりと包む「骨盤まわり引き締めサポート」が骨盤まわりを安定させやすく、立ち姿勢の家事や外出など、動く場面でも取り入れやすい仕様になっています。

さらにV字の二重パワーネットによる「おなかもち上げサポート」で下腹をやさしく支え、「お尻サポート」でヒップを下から支える構造も特徴です。

生地は薄くなめらかな肌ざわりで、動きやすさと着脱のしやすさにも配慮。骨盤まわりと股関節を同時に意識したいときに選びやすい1枚だといえるでしょう。

肌すべりよく、薄手でかろやか

「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」

「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」
「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」7680円(税込)

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」は、股関節につながる部位まで下半身全体を支える設計のスパッツ。

股関節は動くたびに負荷がかかりやすい部位です。引き締めて支える「股関節サポート」を備えているため、立ち上がりや歩行の動作を安定させたい日に取り入れやすいでしょう。

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ ロング丈(通年用)」は、以下の6か所をやさしく支える構造が特徴です。

6つのサポート機能

  • 骨盤サポート
  • ヒップサポート
  • 股関節サポート
  • 太ももサポート
  • ひざサポート
  • ふくらはぎサポート

薄手のメッシュでムレにくく、ぐーんと伸びる素材で着脱しやすい点も魅力。縫い代が平らでちくちくしにくいよう配慮されています。

縫い代が平らなのでちくちくしにくい!

下半身のぐらつきが気になる日や、外出で歩く時間が長い場面など、動きを支えたいときの「はくサポート」としておすすめの1枚だといえるでしょう。

股関節の違和感は原因に合わせたケアと環境づくりが大切

股関節が左だけ急に痛む背景には、日常動作の積み重ねや急な運動、加齢による変化、女性ホルモンの影響など、さまざまな要因が関わっている可能性があります。

まずは無理をせず、痛みが続く・歩きにくいといった場合は医療機関で原因を確認することが大切です。

そのうえで、ストレッチや生活リズムの見直しなど、負担を減らす工夫を取り入れていきましょう。

股関節まわりをやさしく支えるサポートインナーは、動作の安定を助けたい場面で役立つ選択肢の一つです。

体の状態や生活シーンに合わせて、無理のない方法を選ぶことが、快適な毎日につながります。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

※記事内の価格は2025年2月4日時点のもので、すべて税込です。

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