東京より辛口!? 緊張に包まれた大阪試食会の舞台裏

4月22日、新緑が美しい大阪・梅田スカイビル。東京に続き、「2027年ハルメクのおせち」読者試食会が開催されました。今回は関西エリアを中心に、中には「金沢から来ました!」という読者様も含め、総勢52名が来場されました。
会場の準備が進む中、おせち開発担当の柴田と料理人が真剣な面持ちで話し込んでいます。
柴田の手元にあるのは、数日前に行われた「東京試食会」のデータ。東京で合格ラインに届かなかったメニューの課題を共有し、どう改善すべきか、開場直前まで議論が交わされていました。


実はハルメクのおせち開発において、大阪会場は特別な緊張感があります。なぜなら、ここ数年「東京よりも大阪のほうが評価が厳しい(辛口)」という傾向があるからです。
出汁の文化、薄味の文化が根付く関西の皆様に、今年の新作メニューは受け入れられるのか……。スタッフ一同、心地よい緊張感の中でスタートを迎えました。
1人の「おいしくない」も逃さない!ハルメク独自の審査基準

ハルメクのおせちにとって、試食会は単なるイベントではありません。
毎年お届けした後にいただく「ご意見はがき」をもとに、不満のお声があったメニューをガラリと新しい新作に差し替えて進化させています。その新作が本当に美味しいかを読者の皆様に厳しくジャッジしてもらう「最終関門」なのです。
その評価基準は、非常にシンプル、かつ厳しいものです。
- 参加者の80%以上が「おいしい」「まあおいしい」と答えたら合格
- たとえ1人でも「おいしくない」という方がいたら、メニューの差し替え・改良を検討
実は、この評価基準は当日の参加者の皆様には一切お伝えしていません。
先入観なく、純粋に「おいしいか」「お酒にも合いそうか」「家族全員に喜ばれそうか」を素直に答えていただくためです。
関西の「薄味文化」でジャッジ!新作メニューの評価結果

全24品の試食がスタート。今回はお母様と娘様、ご夫婦など、ご家族での参加が多く見られました。「お正月に家族で食べるなら……」と、皆様1品ずつ真剣に箸を進めていきます。


開発チームは緊張していましたが、アンケート集計をすると意外な結果に。今年は東京よりも大阪のほうが満足度が高いメニューが続出したのです!
満場一致!驚異の「満足度100%」を叩き出したメニュー
特に関西の皆様の舌を唸らせたのが、以下の2品でした。
- 桜海老と菜の花の菜種和え(満足度100%): 「お出汁の味が優しくて上品」「彩りが本当にきれい」と、全員が「おいしい」「まあおいしい」に丸をつける快挙。
- つぶ貝と菜の花桜酢味噌和え(満足度100%): こちらも1人の不満もなくパーフェクト。「お酒が進みそう」「酢の塩梅が絶妙」と絶賛されました。

一方で、やはり課題が残ったメニューも。
東京でも苦戦した「紅ずわい蟹味噌松風」は、大阪でも満足度79%と合格ラインの80%をわずかに下回る結果に。「少し味が濃く感じる」「蟹の味があまり感じられなかった」といった関西ならではの繊細なご意見をいただき、さらなる改良が決定しました。
東西で一番人気!2027年の新作「組み合わせおせち」とは?
試食会では、味の審査だけでなく、おせちの見本を展示して「実際に購入したいおせち」のアンケートも実施しました。

その結果、東京・大阪の両会場でダントツの一番人気を集めたのが、今年の新企画「組み合わせおせち」です。
これは「和の重」「和のおつまみ重」「洋のおつまみ重」の3種類から、ご自身の好みや家族の集まり方に合わせて、好きなお重を自由に組み合わせられるという画期的なおせち。
※試食会では、「洋の重」も加えた4種のお重から選べるとご案内していましたが、ほかのおせちとのメニューの重複を防ぎ、より満足度の高い組み合わせでお届けするため、検討を重ねた結果「洋の重」はなしとなりました。

- 和のおつまみ重: 日本酒やビールなど、和のお酒が進む肴を贅沢に詰め込みました。
- 洋のおつまみ重: ワインやシャンパンにぴったり合う、モダンなメニューをセレクト。
「うちは夫婦2人でワインが好きだから、『和の重』に『洋のおつまみ重』の組み合わせがいいわ」「若い人にも喜ばれそう、娘夫婦にはこれを送ろうかしら」と、私どもも驚くほど期待の声が上がりました。
8月12日発売に向けて、改良は続く

「組み合わせおせち」や「彩」シリーズを担当する料理人は、今回の試食会で得た東西のリアルな声を受けて、今現在も味の調整(改良)を続けています。
お酒との最高のペアリングを目指し、8月にはさらに美味しくなった完全体でお披露目できる予定です。
こちらの「組み合わせおせち」は、8月12日の発売から10月4日までの「早期予約の限定商品」となります。
今年の新作「組み合わせおせち」には興味を持っていただけそうでしょうか?よろしければぜひこの記事やおせちについてのご意見をお聞かせください。
昨年のおせちはこちら。2027年のおせち特集ページは8月12日OPEN予定です。今しばらくお待ちください。