股関節が痛いのは筋肉痛?原因やすぐできる生活見直し術

股関節が痛いのは筋肉痛?原因やすぐできる生活見直し術

股関節が筋肉痛のように痛んだ経験はありませんか?内側や前面が「筋を違えたように痛い」「動かすとズキッとする」と感じたら、筋肉や腱(けん)のこわばりが関係している可能性があります。痛みの原因や無理なくケアする方法を知っておきましょう。

その「筋肉痛のような痛み」は股関節の腱や筋肉が原因かも?

その「筋肉痛のような痛み」は股関節の腱や筋肉が原因かも?
buritora / PIXTA

股関節まわりの痛みは、いわゆる筋肉痛だと思っても、実際には股関節周辺の腱や深部の筋肉がこわばって起こることもあります。

特に「内側が痛い」「前面が引っ張られる」と感じるときは、股関節を支える筋肉バランスの乱れが関係している場合も。

ここでは、股関節の痛みの原因や放置するリスクなどについて紹介します。

股関節の内側が痛い・前面が痛いと感じるのはなぜ?

股関節の内側や前面が痛むときは、太ももの内側の内転筋群(ないてんきんぐん)や、前側の腸腰筋(ちょうようきん)がこわばっている可能性があります。

特に長時間の座り姿勢や脚を組む習慣があると、筋肉が縮んで関節の動きが制限されやすくなり、結果的に立ち上がる・歩くなどの動作で引っ張られるような痛みを感じることがあります。

日常の姿勢を意識することが、股関節の内側や前面の痛みを改善する第一歩です。

筋違いと関節の痛みの違いとは?

「筋肉痛だと思ったけれど、なかなか治らない」という場合、筋肉の炎症ではなく関節や腱の不調が関係していることもあります。

筋肉痛や筋違いは、筋線維の軽い損傷による一時的な痛みが多く、動かすと鈍い痛みを感じるケースが多いです。

一方、関節や腱の炎症は動作のたびに鋭い痛みを感じたり、安静時にも違和感が残ったりすることがあります。

痛みが長引く場合は、早めに原因を確認することが大切です。

特に50代女性に多い「腱のこわばり」サイン

一般的に、50代以降の女性は、女性ホルモンの減少によって筋肉や腱の柔軟性が低下しやすくなります。

腱(けん)は筋肉と骨をつなぐ組織で、水分が減ると硬くなり、動かすたびに摩擦が生じて炎症を起こすことがあります。

これが「動かすとズキッとする」「股関節が重い」といった違和感につながることもあるため、注意が必要です。

無理な運動を行うより、温めて血流を促すことが効果的とされています。

放置して悪化すると歩行や姿勢に影響も

股関節まわりの筋肉や腱のこわばりを放置すると、関節を支えるバランスが崩れ、動作のたびに負担が片側へ偏りやすくなります。

股関節は体の軸を支える重要な関節で、周辺の筋肉が硬くなると骨盤の傾きや背骨のゆがみを招くことも。

その結果、歩行中に体が左右に揺れたり、階段の上り下りがつらくなるケースもあります。

放置するほど筋肉の緊張は慢性化しやすく、腰痛やひざ痛の引き金になることもあるため、違和感が続くときは整形外科などの専門医に相談してみましょう。

痛みをため込まないための生活見直し術

痛みをため込まないための生活見直し術
freeangle / PIXTA

股関節の痛みをやわらげるには、日常の動きや姿勢を少しずつ整えることが大切です。股関節を取り巻く筋肉や腱の緊張をため込まないようにすることで、痛みの再発も防ぎやすくなります。

ここでは、生活の中で股関節をいたわるための見直しポイントについて紹介します。

朝の動き出しで痛い人は筋肉や腱の冷えに注意

朝起きたときに股関節の内側や前面が痛むのは、夜間に体が冷えて股関節まわりの筋肉や腱がこわばっているためかもしれません。

寝ている間に血流が滞りやすく、起床直後は関節が動きにくくなります。起きたら布団の中で軽く脚を伸ばしたり、股関節を小さく回したりして体を温めましょう。

毎朝少しの「ゆるめる習慣」が、その日の動きをスムーズにします。

ただし、股関節の痛みが昼夜を問わず続く場合や、腫れ・熱感などの症状もセットになっている場合は、「変形性股関節症」や「関節リウマチ」といった病気が原因の可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。

座りっぱなしが股関節の前面の筋肉を固める

デスクワークなどで長時間座っていると、股関節の前側にある腸腰筋(ちょうようきん)が縮んだままの状態になります。

腸腰筋は、太ももを引き上げたり、骨盤を支えて姿勢を保つ働きを担う重要な筋肉です。

この筋肉が硬くなると、立ち上がるときに骨盤が前に引っ張られ、股関節の前面に張るような痛みを感じやすくなります。

こうした筋肉のこわばりや血流の滞りを防ぐために、1時間に一度は立ち上がって体を伸ばし、筋肉を動かす習慣をつけましょう。

体を温めると筋肉のしなやかさが戻る

関節まわりの筋肉は冷えると血流が滞り、酸素や栄養が届きにくくなります。その状態が続くと、筋肉や腱が硬くなり、動かすたびに痛みや違和感が生じやすくなります。

そのようなときは、体を温めると血の巡りが整い、筋肉がしなやかさを取り戻しやすくなるでしょう。

具体的には、湯船にゆっくり浸かるほか、股関節の付け根やお尻の筋肉をホットタオルで温めるのも効果的です。

この方法は、筋肉の使い過ぎによる筋肉痛にも効果的だといわれています。

ただし熱過ぎる温度は避け、心地よい温かさを保つことがポイントです。毎日の入浴や温感習慣が、股関節の負担を軽減する助けになります。

動かさないことによる痛みを作らない小さな習慣

股関節の痛みを防ぐには、「動かさない時間を減らす」ことが大切です。

股関節まわりの筋肉が使われないまま硬くなると、血流が滞りやすくなり、わずかな動きでも痛みを感じやすくなります。

朝や入浴後など体が温まったタイミングで、脚を軽く開いたり、股関節をゆっくり回したりするストレッチを取り入れましょう。

また、立ち上がるときに背筋を伸ばす・歩くときに骨盤を意識するなど、日常の小さな動きも筋肉の柔軟性を保つサポートになります。

無理をせず、心地よく感じる程度に動かすことが続けるコツです。

痛みをやわらげて股関節周辺の筋肉と腱を守るサポートケア

痛みをやわらげて股関節周辺の筋肉と腱を守るサポートケア
Luce / PIXTA

股関節まわりの筋肉や腱は、日常の動作を支える重要な部分です。

無理に動かすよりも、安定した姿勢で筋肉を守ることが痛みの軽減につながります。特に、骨盤を正しい位置に保つことは、股関節への負担を減らすうえで欠かせません。

ここでは、股関節をやさしく支えるためのサポート方法について紹介します。

痛いから動かさないより支えて動くが正解

股関節の痛みを感じると、動かすのをためらってしまう人も多いかもしれません。しかし、動かさないままでは股関節周辺の筋肉が弱まり、かえって関節への負担が増すことがあります。

大切なのは、痛みを悪化させない範囲で体を支えながら動かすことです。

例えば、姿勢を安定させる椅子を使ったり、股関節を締め付け過ぎないサポートインナーを身に付けたりすると、動作がラクに感じられることがあります。

支えながら動くことで、筋肉の緊張をやわらげ、自然な可動域を保ちやすくなるでしょう。

筋肉や腱を優しく包む着るサポートという新発想

「運動が苦手」「続ける自信がない」という人は、関節の安定性を高めたり、股関節まわりの動きを補助したりするサポートインナーを取り入れるのも一つの方法です。

サポートインナーは、股関節まわりや骨盤をやさしく包み込むことで、筋肉が自然に働きやすい状態を支える仕組みです。

強く締めつけるタイプではなく、伸縮性のある素材を選ぶと、血流を妨げずに快適に着用できます。

立ち仕事や外出など、股関節に負担がかかりやすい日だけ使うのもおすすめです。

無理のない姿勢を保つと痛みの再発予防につながる

股関節の痛みを繰り返さないためには、姿勢の維持が欠かせません。猫背や骨盤の後傾姿勢になると、股関節の前面や内側の筋肉に負担が集中しやすくなります。

立つときは、耳・肩・腰・くるぶしが一直線に並ぶ姿勢を意識しましょう。

また、椅子に座る際は骨盤を立てて浅く座ると、自然と背筋が伸びます。姿勢を保つ意識を日常に取り入れることで、股関節まわりの筋肉や腱を安定的に支えられるようになります。

ラクに動ける毎日へ!股関節を守るハルメクの2つのサポートアイテム

ラクに動ける毎日へ!股関節を守るハルメクの2つのサポートアイテム

股関節を守るには、筋肉や腱をやさしく支える工夫が必要です。日常の動きを助けるサポートアイテムを取り入れることで、姿勢の安定や動作のスムーズさが期待できます。

ここでは、股関節まわりをしっかり支えながら、快適な動きをサポートする2つのアイテムを紹介します。

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)
ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」6880円(税込)

ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」は、股関節まわりをサポートしたい人におすすめのガードルで、ぽっこりおなかの原因とされる“骨盤の後傾”に着目した設計です。

50代以降の女性に多いとされる骨盤の後傾は、臓器が下がって下腹が出やすくなる原因になります。

このガードルは、V字に配置した「おなかもち上げサポート」で下がりがちなおなかをやさしくサポート。「骨盤まわり引き締めサポート」がサイドから後ろまでしっかり包み、骨盤まわりを安定させます。

V字に付けたサポートで下からもち上げて支えます。押しつけないので苦しさなし!

さらに、骨盤と連動する股関節まで支える「股関節サポート」や、ヒップを引き上げる「お尻サポート」など、複数の補整機能を組み合わせることで、日常動作を快適にする工夫が施されています。

4つのサポート

生地は2023年にリニューアルされ、より薄くなめらかで動きに寄り添う着心地に。ウエストはゴム不使用で、ぐーんとよく伸びるため、締めつけ感が少ないのも特徴です。

日中の家事や外出などしっかり動きたい時間帯に向いていて、動作をサポートしたい場面で取り入れやすいアイテムといえるでしょう。

なお、サポート力を備えたインナーのため、就寝時の着用や、他の補整商品との重ね着は避けることが推奨されています。体に違和感を覚えた際は無理をせず、着用を控えて医師へ相談しましょう。

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ・ロング丈(通年用)

「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ・ロング丈(通年用)」
ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ・ロング丈(通年用)」7680円(税込)

ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ・ロング丈(通年用)」は、股関節につながる部位までサポートし、下半身全体を支えてくれるサポートスパッツ。

歩くときに足が前へ出にくい原因とされる骨盤の後傾や、大殿筋の働きにくさに着目した設計です。

足を後ろに蹴り出して下半身を安定させる大臀筋ですが、骨盤が後ろに傾くと働きにくくなり、歩幅が狭くなることがあります。

下半身の筋肉バランスを整えればぐんとラクに

このスパッツは、骨盤を立たせて大殿筋が使いやすい状態へ導く「ヒップサポート」を搭載。さらに「骨盤サポート」「股関節サポート」「太ももサポート」「ひざサポート」「ふくらはぎサポート」の合計6か所で下半身全体をやさしく支える設計です。

6つのサポート

外側へ流れやすい脚を内側へ引き寄せるように支えることで、日常の動きがスムーズに感じられる場合があります。

生地はぐーんと伸びて苦しさが少なく、通気性のよい薄手メッシュでムレにくい仕様。家事や外出などしっかり歩きたい日に向いていて、1日中着用しやすい素材感も特徴です。

ぐーんと伸びるから苦しさなし!着脱もトイレもラク!

一方でサポート力のあるアイテムのため、リラックスして休みたい時間帯や眠る前には外しておくと安心です。着用中に張り感や不快感が続く場合は、無理をせず外し、必要に応じて専門医へ相談してください。

2つのアイテムのおすすめ使い分け

2つのアイテムは、悩みや着用シーンに合わせて選ぶと続けやすくなります。

下腹のぽっこり感や骨盤まわりが気になるときは、「ハルメク 健康サポート・ヘルシーガードル(通年用)」が向いています。

「おなかもち上げサポート」や「骨盤まわり引き締めサポート」が腰まわりを安定させ、立ち姿勢での家事や外出を軽やかに感じやすい構造です。

一方、お出かけでたくさん歩く日や家事を頑張りたい日は、「ハルメク 健康サポート・バランスサポートスパッツ・ロング丈(通年用)」がおすすめ。

「ヒップサポート」を中心に6か所を支える設計で、脚を内側へ引き寄せやすく、歩幅が狭くなりがちな人にも取り入れやすい仕様です。

それぞれの特徴を生かして、その時々に合ったアイテムを使い分けてみてください。

「痛い!」を我慢せず筋肉と腱をいたわる毎日へ

股関節の痛みは、周辺の筋肉や腱のこわばり、姿勢の乱れなど、日常の小さな積み重ねが影響するとされています。

内側が痛い、前面が引っぱられるように感じるときは、早めに原因に気づき、体を温めたり姿勢を整えたりすることで、負担を軽減しやすくなります。

また、骨盤や股関節をやさしく支えるサポートアイテムを活用すると、日常の動きがスムーズに感じられる場合もあります。

運動が苦手な人も続けやすい方法を取り入れて、無理なく体を労わる習慣を育てていきましょう。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

※記事内の価格は2025年11月13日時点のもので、すべて税込です。

▪️この記事で紹介した商品はこちら▪️

▪️もっと知りたい▪️