「捨てる」罪悪感から解放!「古着でワクチン」で実家じまい・片付けが進んだ理由

「捨てる」罪悪感から解放!「古着でワクチン」で実家じまい・片付けが進んだ理由

服が大好きでクローゼットに隙間がない、衣替え時の片付けが進まない方へ。実家じまいや片付けで大量の服に悩んだ鈴木恭子さんが「古着でワクチン」を体験。罪悪感なく社会貢献もできる秘訣をレポートします。

1.「古着でワクチン」が片付けの「重い腰」を軽くした理由

「古着でワクチン」が片付けの「重い腰」を軽くした理由
鈴木恭子さん(埼玉県)

鈴木さんは長年、服の処分に悩んでいました。特に思い入れのある服や、まだ着用できる服を「捨てる」ことには、強い罪悪感があったと言います。

「服が好きで、よっぽど汚れがひどいとかサイズアウトとかじゃないとなかなか捨てられないんです。

以前はリサイクルショップに持ち込んだこともありましたが、大量に持って行っても数百円程度にしかならず、ちょこちょこ持って行くのも手間に感じました」

娘さんからはフリマサイトをすすめられたものの、出品作業の面倒さから手が出なかったそうです。

「詰めて送るだけ」の簡単さで、片付けを加速

「古着でワクチン」が片付けの「重い腰」を軽くした理由

そんな鈴木さんの片付けを後押ししたのが「古着でワクチン」です。

「その点、この古着でワクチンはキットに詰めて送るだけで送料もかからないですし、ラクでいいですね」

  • 梱包して集荷を待つだけで、重い荷物を持ち運ぶ必要がない
  • 送料の自己負担がない(キット代に含まれている)
  • フリマサイトのような手間(撮影・出品・交渉・発送)が一切ない

この手軽さが、手放せない服が多い時の片付けに、大きなきっかけを与えてくれたと言います。

「手放してもいいなと思えるきっかけがないと、まだまだ着られて思い入れのある服も多いですし片付けるのが難しかった。『古着でワクチン』があると片付けたいと思えるし、よいきっかけになりました」

2.三世代の「想い出の服」も社会貢献へ

娘さんの白いワンピースのエピソード

三世代の「想い出の服」も社会貢献へ

鈴木さんの家では、三世代にわたる様々な服が集まりました。お母さん、娘さん二人、そしてご自身の服です。

その中には、下の娘さんが高校生の頃、お年玉を貯めてやっと買った白いワンピースも。

「今は大学1年生ですが保育士になるための勉強をしていて、子供の貧困についても勉強しているから、『ワクチンになるんだったら』と言って出してくれました」

「誰かの役に立つ」という目的が加わることで、思い入れのある服も気持ちよく手放すことができたそうです。

実家じまいと、義母のジャケット

三世代の「想い出の服」も社会貢献へ

「夫の実家は静岡にあって、もう父母ともに亡くなったので実家じまいをしましたが、洋服がたくさんあって処分できないくらい。きれいだったのでもったいなかったです」

今回、鈴木さんはお義母さまから譲り受けたジャケット「古着でワクチン」で手放しました。

「10年くらい前に実家に帰ったときに『私に合うんじゃないか』とくれたものです。サイズがあっていて仕事の時に着ていましたが、オフィスカジュアル化により私があまり着なくなって……」

このジャケットはクローゼットに入れていたところ、上の娘さんも拝借し、三代で着続けていたという思い出の品です

「古着でワクチン」は、こうした想い出深く、状態の良い服を、単に「ゴミ」にするのではなく必要とする誰かの手に渡る(海外で再利用される)という形で価値を繋ぐことができます。

3.親の家の整理、母からのワンピース

三世代の「想い出の服」も社会貢献へ

鈴木さん自身のお母さまも、自宅の片付けを始めているそうです。

「母も洋服が好きでたくさん持っていますが、家を片付けるのにいろいろ考えてるみたいで。

今年の5月、母が丈上げまでして大切にしていたワンピースとブラウスをもらって帰ってきました。でも、残念ながら私には丈が少し短く、着ることができませんでした」

三世代の「想い出の服」も社会貢献へ
集まった服、バッグ、靴など

4.「もったいない」罪悪感を、「人の役に立ちたい」気持ちが昇華

「もったいない」罪悪感を、「人の役に立ちたい」気持ちが昇華
集めたら、あとは回収キットにどんどん詰めるだけ!

鈴木さんは、「まだまだ着られる」「誰かの役に立つ」という目的がなければ、なかなか片付け一歩が踏み出せなかったと振り返ります。

「古着でワクチン」は、

  1. 自宅から簡単に送れるという「手間なし」のメリット
  2. ワクチン寄付という「社会貢献」の意義
  3. 服が再利用されるという「もったいないの解消」

この3つの要素で、片付け実家じまいを考えている方の背中を押してくれるはずです。あなたのクローゼットに眠る服も、子どもの命を救うことにつながるかもしれません。

「もったいない」罪悪感を、「人の役に立ちたい」気持ちが昇華

クローゼットに隙間ができて、下のカラーボックスは1つが空になり床が見えるようになりました!

「もったいない」罪悪感を、「人の役に立ちたい」気持ちが昇華

全部で1.5袋分くらい集まりました。

5.着なくなった服が子どもの命を救う、ハルメク版「古着でワクチン」とは?

あなたも着なくなった服を片付けながら、社会貢献しませんか?

特別版「ハルメク 古着でワクチン」は「古着deワクチン」を運営する日本リユースシステム株式会社と協力し、生まれたサービスです。

大切な服も手放す決心がつく、「古着でワクチン」とは

通常は中サイズ一口につきポリオワクチン5人分の寄付となりますが、「ハルメク 古着でワクチン」なら、中サイズ1点を購入いただくと、開発途上国の20人の子どもたちにワクチンを寄付できるのです。

通常は598円かかる送料は無料。袋に詰めた後も、回収キットは着払いで送れるため、追加料金は一切かかりません。

また、通常は着物は対象外ですが、着物をたくさんお持ちのハルメク読者のため、特別に着物も詰めてOK。たくさんの方に使っていただきたくて作ったサービスです。大切な服も手放す決心がつく、「古着でワクチン」とは

特別版「ハルメク 古着でワクチン」3,980円(税込)の回収袋はハルメク通販サイトから注文できます!

古着でワクチンを見る

撮影=中川まり子