大人のカジュアルスタイルの名手! スタイリストの丸尾朋世さんとは

神戸出身。雑誌「Olive」の世界観に魅了され、スタイリストの道へ。
2000年に独立し、多くの女性誌や広告で “がんばりすぎないのに、なんだか今っぽい” 日常のリアルクローズを提案し続けています。
丸尾さんのスタイリングの魅力は、誰もが着やすい身近なアイテムを使いながら、見ている人も着ている人も元気にする色づかいや組み合わせの妙。
ハルメクの撮影では、プロのモデルはもちろんのこと、多くの読者モデルのスタイリングを担当。「私ってこんな色が似合うんだ!」「よく着るあの服、こう着るのもアリなんだ!」とおしゃれの可能性を広げてくれる提案に、ファンが急増中です。
今回の記事で着回したのは、軽やかな薄手素材の「やわらかタックワイドデニム」!

今回は、新作の「やわらかワイドタックデニム」を着回しました。
「夏でもデニムをはきたいけれど、暑いし汗をかいて動きづらいから避けてしまう」。
そんなお声に応えて作ったのがこちらのデニム。
驚くほど軽く薄手のデニム素材を使い、ほどよい太さのワイドシルエットに。
「タックが入っているデニムは今年よく出ていますが、それを大人向けに仕上げたデニムですよね。素材に落ち感があってきれいめな印象なので、カジュアルになりすぎず、使いやすいのがいい。薄手でめっちゃ軽いから、夏の暑さが長引く9月にもピッタリだと思います」(丸尾さん)
【最高気温34℃】白T×デニムにトレンドの「スカーフ」をプラス。おしゃれ度がぐっとアップ!

「まだまだ蒸し暑い残暑日は、小物でひと工夫するのがおすすめ。今シーズンはスカーフ使いの着こなしがトレンドですが、そのトレンドを活用しない手はない!
というわけで、大判のスカーフを腰に巻いてみました。三角形にするように半分に折って巻きつけるだけと簡単です。
これなら、首に巻くよりも断然涼しいし、シンプルな着こなしが一気にあか抜けます。色だけ秋らしさがあるので、季節を先取りしている感じもおしゃれですよね。小物は、スカーフの中にある色に近しいグレーやシルバー、ゴールドを合わせて統一感を出しました」(丸尾さん)
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ランダムストライプ綿シルクスカーフ

ややかすれたような線でアートな雰囲気も感じさせるスカーフ。巻き方によって印象がぐっと変わります。綿70%、シルク30%の薄手素材で、汗を吸いやすく肌あたりよく仕上げました。
シルクのほんのりした光沢で、着こなし全体を品よく見せてくれます。
【最高気温32℃】「ジレ」を1枚重ねるだけで、いつものデニムが即・旬の顔に。

先ほどの白T×デニムの着こなしを、別のバージョンでご提案したのがこちら。
「最高気温が30℃を超える日だと、ニットのカーディガンやジャケットを羽織るのにはまだまだ暑い。同じニット素材でも、ジレなら着脱がラクで気軽に着られちゃいますし、何より暑苦しくならない。
カジュアルなTシャツ&デニムの着こなしも、ジレを足すだけでグッと“きちんと”見えるんですよね。
全体的に色味がシンプルなので、靴で色を指してアクセントにしました」(丸尾さん)
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ノーカラーベルトつきジレ

さらっとドライな肌ざわりのニット素材で作った一枚。ストレッチが効いているので、肩ひじはらず気楽に着られるのも嬉しいポイント。暑い日はTシャツと、涼しくなってきたら長袖のニットやカットソーと重ねるなど、長く活躍します。
「このグレーの色味も絶妙! 濃いと着こなしが重く見えてしまうし、淡いと全身が膨張して見えてしまう。着やせ効果と、ほかのアイテムとの合わせやすさのバランスがよく、使いやすいですね」(丸尾さん)
【最高気温30℃】ワンピース×ワイドデニムの重ためレイヤードが今っぽい

「暑さがやわらいできたら、重ね着を楽しんでみるのはいかがでしょう? ワンピースとワイドパンツの重ね着もトレンドのひとつですが、大人世代が取り入れるときは少し注意が必要。ふんわりとしたワンピースだと、全身がズドン!と大きく見えてしまうこともあるんです。
ここで合わせたように、リボンがあるなどウエストにポイントがあると、フィット&フレアなシルエットができるので、ワイドパンツと合わせてもバランスよく見えます。
あと、今回は落ち着いた色のワンピースを選んだので、中に白のTシャツを指して襟もとから少しのぞかせることで、顔がパッと明るく見えるようにしたのもポイントです。
全体的にシックな色合いなので、深みのある赤いバッグでアクセントを加えました」(丸尾さん)
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ポケットデザインジップアップワンピース

やわらかなジャージー素材で着心地ラクながら、きちんと見えするワンピース。センターファスナーをニットの編立でカバーすることで、品よく仕立てました。
「ワンピースとしても完成されたデザインですが、前を開けてロングカーデのように着るのも素敵。着こなしの幅が広がるアイテムですね」(丸尾さん)
2WAYバケツバッグ

トレンドのバケツバッグを、こっくりとしたつやのある牛革で品のいい大人仕様に仕立てました。合わせるだけで着こなしが引き締まり、今っぽい着こなしが完成します。
【最高気温28℃】ふんわり素材のブラウスで、カジュアルなデニムに大人の甘さを

「20℃台まで下がってきたら、合わせるアイテムの幅を広げてみましょう。
無地のシャツやブラウスを合わせるのもシンプルで素敵ですが、ここではトレンドでもあるカットジャカードのブラウスを合わせました。立体的で存在感があるので着こなしが華やかになるのはもちろん、女性らしさがありますよね。デニムと合わせることで、エレガントすぎず、カジュアルすぎない、ほどよい甘辛ミックスのおしゃれな着こなしになります。
着こなし方にもポイントがひとつ。こちらは裾がやや長めのブラウスなので、裾を前で結んで丈を少し短くして、ワイドデニムとのバランスをとりました。ウエストをインするよりは挑戦しやすいのではないでしょうか?」(丸尾さん)
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カットジャカードロングシャツ

毛足のあるカットジャカードが華やかな一枚。今回の着こなしのようにデニムを合わせれば抜け感あるスタイルに、きれいめなパンツを合わせればきちんと感のある装いにと、下に合わせるもの次第でグッと雰囲気が変わります。
【最高気温26℃】秋本番! ボタンカーデで小粋なフレンチカジュアルスタイルを

「秋らしい色味のアンサンブルを生かして、デニム合わせのフレンチカジュアルスタイルに。中がタンクトップなので、もし気温が上がることがあればカーディガンを肩掛けすればよいので調整もしやすいですよね。
キャップやスニーカー、かごバッグを合わせたのも、フレンチっぽく仕上げるポイント。カーディガンの赤を主役にしたかったので、落ち着いた色味で合わせてみました」(丸尾さん)
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ドットボタンカーデ×タンクトップセットEX

ボタンデザインがポイントになったカーディガンと、露出を控えた絶妙のカッティングが大人仕様のボーダータンクトップをセットに。
セットで着ると着こなしが一気に完成するのはもちろん、それぞれ単品でも着まわせて便利です。
いかがでしたか?
着るものに迷う夏から秋の端境期も、万能デニムがあればおしゃれに乗り切れますよね。ぜひ通販サイトの特集ページもご覧ください!
取材・文=藤浦澄恵(ハルメク おしゃれ編集部) 写真=中村彰男(丸尾さんプロフィール写真) スタイリスト=丸尾朋世