日焼け止めを化粧下地代わりに使うメリット

日焼け止めは紫外線による肌トラブルを防止するもの、化粧下地は肌色を補正したりファンデーションの持ちをよくしたりするものですが、日焼け止めを化粧下地代わりに使うことで、さまざまなメリットがあります。
重ね塗りをする必要がない
一般的に、メイクの際は日焼け止めや化粧下地、ファンデーション、パウダーなど、複数のアイテムを肌に重ねていきます。
理想の肌づくりにはベースメイクが重要ですが、アイテム同士の相性によっては、重ねれば重ねるほど粉が吹きやすくなったり、厚塗りになって化粧崩れが起きやすくなったりすることも。
日焼け止めを化粧下地代わりに使えば、肌に乗せる化粧品の量が減るため、化粧下地と日焼け止めの相性や化粧崩れを気にすることが少なくなるでしょう。
さらに、日焼け止めが化粧下地の役割も担うことで、朝の忙しい時間にいくつも重ね塗りする必要もなくなり、時短にもつながります。
肌への負担を軽減できる
日焼け止めを化粧下地代わりに使うことで、重ねる化粧品を一つ減らせるため、肌への負担を軽減できます。
日焼け止めと化粧下地をそれぞれ使うと、どうしても肌に塗る化粧品の量が多くなり、肌への摩擦や圧迫感が増してしまいますが、日焼け止め1本で済ませることでベースメイクの工程が減り、物理的な刺激や摩擦を抑えやすくなります。
また、日焼け止めと化粧下地を重ねた場合、アイテム同士の相性によっては化粧崩れが起きやすく、化粧直しの回数が増えるために肌への負担が大きくなる可能性も。
日焼け止めを化粧下地代わりに使うことで化粧崩れを防ぎつつ、ベースメイクの工程を簡略化できるため、肌への負担を軽減することにつながります。
ただし、すべての日焼け止めが化粧下地として適しているわけではありません。肌質や目的に合ったアイテム選びが重要です。
コストパフォーマンスがよい
日焼け止めを化粧下地代わりに使うことで、「紫外線対策」と「化粧下地」の2つの役割を兼ねられるため、いくつもアイテムを購入する必要がなく、結果的にコスメにかかる費用を抑えられる可能性があります。
最近では、日焼け止めでありながら肌補正力や毛穴カバー、トーンアップといった下地機能を備えている商品も多く、1つのアイテムでベースメイクの土台づくりを完了させられるものも販売されています。
プチプラでも下地効果を兼ね備えた高機能な日焼け止めも多く、ドラッグストアなどで手軽に購入できる点も、コストパフォーマンスのよさにつながっているといえるでしょう。
また、日焼け止めと化粧下地の相性を気にせずに使えるため、使い切りやすく無駄が出にくい点も経済的です。
化粧下地として使える日焼け止めの選び方

日焼け止めを化粧下地として使うことで、2つのアイテムを買い揃える必要もなく、化粧崩れ予防や肌への負担軽減にもつながりますが、すべての日焼け止めが化粧下地に向いているわけではありません。
ここでは、化粧下地として使える日焼け止めの選び方を紹介します。
テクスチャーや使い心地で選ぶ
日焼け止めはジェルやクリーム、ミルクタイプなどテクスチャーもさまざまですが、化粧下地として使うのであれば、使い心地をしっかりと確認することが大切です。
例えば、ベタつきが少ないサラッとした使用感のものや伸びがよいものは、化粧下地として使うのに向いています。白浮きが気になる人は、肌色補正効果のあるものを使うのもよいでしょう。
ただし、どんなテクスチャーのものが向いているのかは、季節や肌質によっても異なります。乾燥しやすい季節や肌には、しっとりしたタイプも選択肢の一つです。
SPF・PA値で選ぶ
化粧下地として使える日焼け止めを選ぶときは、使用シーンに合ったSPF・PA値かどうか確認しましょう。
日常生活や室内を中心に過ごす日はSPF20〜30・PA ++程度のもの、屋外や長時間外出する日、レジャーなどではSPF50+・PA ++++といった高い数値のものを選ぶと安心です。
ただし、数値が高いほど肌への負担が増える可能性もあるため、シーンに合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。
肌悩みや肌質に合わせて選ぶ
日焼け止めを化粧下地として使う場合、自分の肌悩みや肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
例えば、乾燥肌の人は保湿成分が豊富なクリームタイプやミルクタイプが向いています。オイリー肌の人は、皮脂吸着成分が含まれているものや、使い心地がサラッとしたジェルタイプなどがよいでしょう。
敏感肌の人は、刺激が少ない成分で作られたものや、ノンケミカル処方のものを選ぶと、肌への負担を抑えられます。
カラーや仕上がりで選ぶ
近年増えてきているのが、肌色を補正する効果を兼ね備えた日焼け止めです。
例えば、ピンク系やベージュ系、イエロー系などがあり、それぞれピンク系は血色感、ベージュやイエロー系はシミやくすみをカバーするサポートをしてくれます。
また、ツヤ感がプラスできるものやマット感を演出できるものなど、仕上がりの質感も好みで選べるため、自分がなりたい肌やその日の気分に合わせてカラーや質感を選ぶとよいでしょう。
日焼け止めを化粧下地として使うときのポイント

日焼け止めを化粧下地として使う際は、以下の3つのポイントを押さえておくと効果的です。
- しっかり保湿をしてから塗る
- 5点置きをして均一に塗る
- 乾かしてからファンデーションを塗る
ここでは、これらのポイントについて詳しく紹介します。
しっかり保湿をしてから塗る
日焼け止めを化粧下地として使うときは、しっかりと保湿をしてから塗ることが大切です。
乾燥した肌に日焼け止めを塗ると、皮脂が過剰に分泌されて化粧崩れの原因になります。せっかく下地を省略して重ね塗りをせずに済んでいても、肌が乾燥していては皮脂の過剰分泌によって日焼け止めも皮脂と一緒に崩れてしまいます。
そもそも、乾燥した肌に日焼け止めやファンデーションなどを塗っても、均一に付きにくくムラになりやすいため、時間の経過とともに落ちやすい状態です。
日焼け止めを化粧下地として使うときは、化粧水や乳液などで肌をしっかりと保湿して、効果を十分得られるようにしておきましょう。
5点置きをして均一に塗る
化粧下地として日焼け止めを使う際は、適切な量を肌に均一に塗りましょう。
顔全体に均一に塗ることで、紫外線防止効果を発揮しやすくなるだけでなく、メイクのヨレを予防できます。
おすすめは、両頬、額、鼻、顎の5点に置く方法です。手のひらではなく、中指や薬指を使って顔の中心から外側に向かって丁寧に伸ばしていきましょう。
その際、擦らずにそっと馴染ませることで、肌の摩擦を抑えて刺激を減らせます。
頬や鼻などの立体的な部分は、紫外線の影響を受けやすく、皮脂や汗で落ちやすいため、重ね塗りすると安心です。
肌に馴染ませてからファンデーションを塗る
化粧下地として日焼け止めを使った後は、しっかりと乾かしてからファンデーションを塗ることが重要です。
なぜなら、日焼け止めをしっかり乾かすことで、日焼け止めを肌にきちんと密着させ、ファンデーションのムラやヨレを防ぐためです。
日焼け止めが十分に乾かないままファンデーションを重ねてしまうと、2つが混ざってベースメイクがムラになったり、崩れやすくなったりする可能性があります。
また、紫外線を防ぐ効果も十分に発揮されなくなる可能性もあるため、日焼け止めを塗ったあとは、数分置いてしっかりと肌に馴染ませてから、ファンデーションを塗るようにしましょう。
1本7役!日焼け対策もできてメイクがラクになる『薬用美肌ヴェール』
「日焼け止めを化粧下地として使って時短するのもいいけれど、どうせなら1本でベースメイクを完成させられるアイテムはないの?」とお探しの人におすすめなのが、肌色乳液「ハルメク 薬用美肌ヴェール」です。
ここでは、日焼け対策もできてメイクがラクになる「ハルメク 薬用美肌ヴェール」について詳しく紹介します。
スキンケアから薄化粧まで1本で完了
「ハルメク 薬用美肌ヴェール」は、美容成分をたっぷりと配合し、「乳液・美容液・化粧下地・しわ改善・薄化粧・日焼け止め・美白(※1)」がこれ一つで叶う1本7役の肌色乳液です。
プリズムパールの光反射効果により、洗顔をして化粧水をつけた肌にサッと塗るだけで、肌の色ムラを飛ばして明るいツヤ肌に見せられます。
SPF50/PA ++++で日焼け止め効果もしっかりありつつ、うるおいを与えながら肌をなめらかに整えてくれるのも、「ハルメク 薬用美肌ヴェール」の魅力です。
たっぷり配合された美容液成分により、カバーするだけでなく、スキンケアも一緒にできるため、忙しくて朝のスキンケアやメイクに時間をかけられない人、いくつも重ね塗りするのが苦手な人に向いています。
ペットの散歩や近所へのお買い物、友達との急なランチなど、ちょっとしたお出かけにもおすすめです。
クレンジングも不要で手軽に使える
「ハルメク 薬用美肌ヴェール」は、ファンデーションではなくカバー力のある肌色の乳液です。肌への負担が少なく、肌に張り付いた重さや、閉塞感もありません。
落としやすい成分が使われている「水性(ウォーターベース)」の乳液のため、洗顔料で簡単に落とせて、クレンジングをする必要がないのも魅力の一つです。
洗浄力がマイルドなアミノ酸系洗浄成分の洗顔料や石鹸でも落としやすく、ダブル洗顔いらず。合成着色料不使用・無鉱物油・石油系界面活性剤不使用・アルコール不使用・パラベン不使用・無香料(天然の植物原料の香りはあり)です。
ハルメク・エイジ発酵素でふっくらした肌に
「ハルメク 薬用美肌ヴェール」は、シミやしわ、くすみなどの年齢を重ねた女性に多い肌悩みをナチュラルにカバーしつつ、7種のハルメク・エイジ発酵素(※2)が肌にうるおいを与えてふっくらとした印象の肌に導く肌色乳液です。
有効成分ナイアシンアミドが紫外線ダメージによるメラニンの過剰生成をブロックし、今あるしわに真皮からアプローチすることで、小ジワを目立たなくするだけでなく、シミ予防(※1)効果も期待できます。
朝のお手入れのルーティーンに加えれば、ファンデーションを使わずに肌のシミやしわ、くすみを自然にカバーできます。
日焼け止めを化粧下地代わりに使ってメイクを快適に!
日焼け止めを化粧下地として使うことで、紫外線対策とベースメイクの時短を同時に叶えることができます。
また、複数の化粧品を重ねることによる化粧崩れを予防する効果も期待できるため、毎朝のメイクを少しでもラクにしたい人や、化粧直しをする時間をできるだけ取りたくない人にもおすすめです。
ただし、紫外線を防ぐ効果を十分に感じたいのであれば、アイテムの選び方や使い方にも注意が必要です。
自分の肌質やライフスタイルに適した日焼け止めを選び、毎日のメイクをより快適にしましょう。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
(※1)メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
(※2)セイヨウナシ果汁発酵液、ヨーグルトエキス(ホエイ)、加水分解ヒアルロン酸、ハス種子乳酸菌発酵液、ハイビスカス花発酵液、ローヤルゼリー発酵液、ハトムギ発酵液
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