石鹸で落とせるファンデーションとは？
石鹸で落とせるファンデーションとは、クレンジングを使わなくても石鹸や洗顔料での洗顔で落とせるファンデーションのことです。
通常のファンデーションとは異なり、落としやすい成分を配合して作られているため、「肌への負担をかけずに落とせる」と人気を集めています。
魅力やメリット
石鹸で落とせるファンデーションには、以下のようないくつもの魅力があります。
- クレンジングによる肌への負担を軽減できる
- 薄づきタイプのものが多く、厚塗り感のない自然な仕上がりになる
- 軽く快適なつけ心地
- 化粧下地ナシ、スキンケアができる製品も多い
- W洗顔不要で時短にもなる
石鹸で落とせるタイプは通常のファンデーションに比べるとカバー力はやや低くなるものの、敏感肌やゆらぎ肌の人にも配慮された製品も多く、使い勝手のいいアイテムであることが魅力です。
化粧下地や美容液を兼ねている製品もあり、「忙しい朝にさっと支度したい」人にも向いています。
本当に石鹸だけで落とせるの？
石鹸で落とせるファンデーションは、落としやすい成分を主原料にしていることが特徴です。
そのため、基本的にオイルベース（油性）の通常のファンデーションとは異なり、クレンジングなしでも落としやすくなっています。
ただし、商品によって含まれる成分が異なり、肌への負担や落としやすさは異なります。
また、使っている石鹸や洗顔料の洗浄力によっても落ちやすさは変わり、中には石鹸だけではなかなか落ちない製品もあるようです。
また、自分の肌との相性もあるため、可能であれば肌に合っているかどうか試してみるのがおすすめです。最近は「お試しサイズ」など気軽に試せる商品もあります。
石鹸で落とせるファンデーションの選び方
石鹸で落とせるファンデーションといっても、タイプはさまざまです。ここでは、自分に合った製品を見つけるための選び方のポイントを紹介します。
落としやすさはタイプで異なる
ファンデーションにはいくつかの種類があり、落としやすさや仕上がりが異なります。
クリームファンデーション、クッションファンデーション、スティックファンデーションはカバー力はあるものの油分が多く、製品によっては落としにくさを感じることもあるようです。
あくまで目安ですが、落としやすさや、厚塗り感のない軽い使い心地を重視するのであれば、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションを選ぶといいでしょう。
パウダーファンデーションは粉末を肌に乗せているため、石鹸でも落としやすいことが特徴です。
一方でセミマット〜マットタイプの物が多く、乾燥して見えてしまうことも。
50代以降は肌が乾燥しがちになるため、リキッドファンデーションを選ぶと自然なツヤ感をプラスできておすすめです。
配合成分・機能性もしっかりチェック
敏感肌の人や肌への負担が気になる人は、配合成分もしっかりチェックしましょう。
どんな成分が刺激になるかには個人差がありますが、中には、アルコールや石油系界面活性剤が原因で肌トラブルを起こしてしまう人もいます。
肌への刺激に配慮された製品は「◯◯フリー」や「◯◯不使用」と書かれていることが多いため、チェックしてみるのがおすすめです。
また、ベースメイクで欠かせないのが、UVカット効果。せっかく肌に優しい製品を使っても、紫外線ダメージを受けると肌の負担になってしまいます。
UVカットに優れた製品もいくつもあるので、合わせてチェックしてみましょう。
石鹸で落とせるファンデーションの正しい落とし方
肌に優しい石鹸で落とせるファンデーションでも、洗い残しがあると肌トラブルの原因になってしまうため、しっかり落とすことが大切です。
一般的に、「石鹸（弱アルカリ性）」と「洗顔料（弱酸性）」では、石鹸の方が洗浄力が高い一方、肌への刺激も強くなる傾向にあります。
「落としやすさ」も「肌への優しさ」も考慮したい場合は、洗浄力がマイルドな「洗顔料」でもきれいに落としやすい「水性（ウォーターベース）タイプ」のアイテムがおすすめです。
石鹸で落とせるファンデーションの正しい落とし方の手順を見てみましょう。
- ぬるま湯を使い、顔を予洗いする
- 泡立てネットを使って石鹸もしくは洗顔料を泡立てる
- メイクが濃い部分から泡を乗せ、指の腹でくるくる優しく汚れを落としていく
- ぬるま湯でしっかり汚れを洗い流す
なお、石鹸（洗顔料）だけで落としたい場合は、ベースメイクだけでなくポイントメイクも石鹸で落ちるアイテムを選ぶ必要があります。
ウォータープルーフのアイライナーやマスカラを使った場合は、クレンジングが必要です。
編集部厳選！石鹸で落とせるファンデーションおすすめ7選
ここからは、編集部が厳選したハルメク世代におすすめの石鹸で落とせるファンデーションおすすめ7選を紹介します。
ハルメク 薬用美肌ヴェール
「ハルメク 薬用美肌ヴェール」は、たっぷりの美容液成分を配合し、カバー力もUVカット機能もある水性（ウォーターベース）の肌色乳液です。
ファンデーションではなく乳液なのにシミ・しわ・くすみといった大人女性の気になる肌悩みを自然にカバー。
7種のハルメク・エイジ発酵素（※1）、有効成分ナイアシンアミド配合で、しわ改善効果やシミ予防（※2）効果もあり、メイクと同時にスキンケアもできます。
美容液成分たっぷりなので石鹸はもちろん、洗浄力がマイルドなアミノ酸系洗浄成分の洗顔料でもオフできて、ダブル洗顔いらず。刺激に弱い50代からの肌に優しく、うるおいを守って使えます。
さらに合成着色料不使用・無鉱物油・石油系界面活性剤不使用・アルコール不使用・パラベン不使用・無香料（天然の植物原料の香りはあり）で、普段使いにぴったりのアイテムです。
アクア・アクア オーガニッククッションコンパクト
「アクア・アクア オーガニッククッションコンパクト」は、オールインワンタイプのクッションファンデーションです。
ファンデーションだけでなく、美容液・日焼け止め・メイク下地・コンシーラーの機能もあるので、忙しい朝も時短メイクができますよ。
保湿成分としていちごの「あまおう果汁」を配合し、肌にみずみずしいうるおいを与えてくれるのも嬉しいポイントです。
MiMC ミネラルリキッドリーファンデーション リフィル + ケース
「MiMC ミネラルリキッドリーファンデーション リフィル + ケース」は、みずみずしい仕上がりが特徴のリキッドタイプのファンデーションです。
「水や油に濡れると色が濃くなる」というミネラルの特性を利用し、時間が経過するほど透明感（保湿による）が増すミネラルシンクロ設計を採用。
石鹸で落とせるだけでなく、フレッシュな状態で使い切れるよう空気の入らないエアレスコンパクトになっていることも魅力です。
ETVOS ミネラルグロウスキンクッション
「ETVOS ミネラルグロウスキンクッション」は、美容液並みの高保湿設計のクッションファンデーションです。
親水性と親油性の保湿成分がそれぞれ互いに安定して肌をコーティング。みずみずしくうるおった肌をキープします。
「肌荒れの要因の一つは強いクレンジング」という考えのもと作られており、クレンジングは不要。肌への負担が気になる方におすすめです。
オンリーミネラル ファンデーション
「オンリーミネラル ファンデーション」は、ミネラル100%のファンデーションです。
合成防腐剤や合成香料、合成着色料、タルクなどを一切使用しておらず、つけたまま眠れるほど優しい軽いつけ心地を追究。
豊富なカラーバリエーションも魅力で、18色の中から自分の肌にぴったりのものを見つけられますよ。ツヤタイプとマットタイプが選べるのも嬉しいポイントです。
24h cosme 24 ミネラルモイストスティックファンデ
「24h cosme 24 ミネラルモイストスティックファンデ」は、天然ミネラルに天然保湿成分をプラスしたスティックタイプのファンデーションです。
硬めのテクスチャーで、ミネラルファンデーションの中ではカバー力が高め。その分しっかり石鹸での洗顔が必要になりますが、カバー力を重視したい方におすすめです。
&be クッションファンデーション
「&be クッションファンデーション」は、ノンケミカル処方で、石鹸とお湯でオフできるクッションファンデーションです。
高密着で肌のシミ・くすみ・毛穴をトータルカバーしつつ、厚塗り感のないナチュラルな仕上がりを両立。保湿成分配合で、メイクしながら乾燥から肌を守れるのも嬉しいポイントです。
石鹸オフで手間なし！メイクしながらスキンケア『美肌ヴェール』
「W洗顔の手間なく石鹸で手軽に落とせるファンデーションがほしい」
「ファンデーションはつけたくないけど、肌悩みのカバーはしたい」
そんな方におすすめなのが、石鹸で簡単に落とせる肌色乳液『薬用美肌ヴェール』です。
ファンデーションではなく、たっぷりの美容液成分を含んだ「水性の肌色乳液」なので、スキンケア感覚で使えるのが魅力。
シミやしわ、くすみなどの肌悩みを自然にカバーしつつ、厚塗り感のない自然なツヤ肌に仕上がります。
お客様の声を活かし、薄づきでも汗で落ちにくい処方に改良されており、重ねづけすればカバー力はさらにアップします。
プリズムパールの光反射効果が、肌の色ムラやくすみを飛ばして透明感を演出。洗顔料で落とせてクレンジング不要なので、ちょっとしたお出かけや普段使いにおすすめです。
石鹸で落とせるベースメイクで手間なくきれいに！
石鹸で落とせるファンデーションは、落としやすい成分が使われており、クレンジング不要なことが特徴です。
中でも、「水性ベース」のアイテムは洗浄力がマイルドな洗顔料でも落としやすく、肌への負担が気になる方にぴったりのアイテムといえるでしょう。
ただし、製品によって落としやすさや肌への負担が異なるため、敏感肌の人や肌への負担を抑えたい人は、自分に合うか一度試してみるのがおすすめです。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
※記事内の価格は2025年4月17日時点のもので、すべて税込です。
（※1）セイヨウナシ果汁発酵液、ホエイ（2）、加水分解ヒアルロン酸、ハス種子乳酸菌発酵液、ハイビスカス花発酵液、ローヤルゼリー発酵液、ハトムギ発酵液
（※2）メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
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